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2024 / 06 / 10
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■<6月コラム>会社の成長に直結している?!社長の仕事について解説します

■会社の成長に直結している?!社長の仕事について解説します

会社が成長するかどうかは、社長の仕事によって決まるといっても過言ではありません。特に中小企業においては、その傾向が強いでしょう。では、成長する会社の社長が行っている仕事とはどのようなものなのでしょうか。逆に、成長が見込めない会社の社長はどのような仕事を行っているのでしょうか。この記事では、社長が特に優先して行うべき仕事について説明します。

 

 

1.社長の仕事について

社長の仕事のなかで一番重要なのは、会社に関する事柄について決断を下すことです。その決断の結果が、会社の成長に大きな影響を及ぼします。しっかりとした決断ができるかどうかは、社長の力量にかかっています。社長の力量と一口にいっても、持って生まれた才能やセンスといったものだけではありません。誰にでもできるような雑用を社長自ら行っていて多忙を極めていると、どんなにセンスのある人でも決断力が鈍ります。たとえ才能やセンスに恵まれていなかったとしても、社長の仕事に集中し決断を繰り返していけば、決断の精度は上がっていく可能性が高いでしょう。つまり、社長の力量は、日頃から社長の仕事に集中できているかどうかにかかっているのです。社長の仕事は多岐にわたりますが、一番重要な領域は経営戦略だといえるでしょう。

 

2.会社のステージによって変わる社長の仕事

会社には成長の度合いによってステージがあり、それによって社長の仕事内容も変わってきます。自分の会社が今どのステージにいるのかを認識し、状況にあった仕事に専念することが大切だといえるでしょう。

最初のステージ、つまり起業したばかりの段階では、すべての仕事を自分でこなさなくてはなりません。事業が軌道に乗るかどうかは、最初に掲げるアイデア次第です。また、限られた時間の中で効率よく業務をこなしていくことが成長のカギとなります。セールスやマーケティングによって顧客を増やし、一定数の社員を抱えるようになると、会社は安定運用のステージに入ります。この段階では経営が安定するので、特に目立った努力をしなくても順調に事業を展開していけるでしょう。居心地が良いゾーンであり、多くの企業がこの安定運用のステージにとどまっています。

安定運用の状態からさらに成長した次のステージでは、企業の規模が大きくなって業務も複雑化していきます。企業の方向性を明確にするために、社長はあらためて経営ビジョンを確立しなくてはなりません。さらなる成長を目指す場合は、経営の舵取りを1人で行うのが困難になります。経営チームを構築し、協力しながら企業を成長させていく必要があります。

 

3.社長がすべき仕事

社長がすべき仕事とは、どのようなものなのでしょうか。

 

3-1.数字を理解すること

会社の数字を理解することは、経営戦略に関する決断を下すという役割を持った社長にとって必要不可欠な仕事です。数字に関しては経理に任せているという会社もあるでしょうが、社長が会社の数字に関してまったく理解できていないのは問題だといわざるを得ません。会社の業績がよくなっているのか悪くなっているのかが判断できなければ、戦略を立てることができないからです。数字を理解し、先々の予想が立てられれば、正しく先手を打つことができます。

 

3-2.数字の精度を上げること

会社の数字は、財務諸表に集約されています。社長は財務諸表に目を通し、会社の経営状況をしっかりと把握しなければなりません。どこにどのくらいのコストがかかっているのかなどが把握できていないと、見当違いなコストカットを提案するような失策を行ってしまう危険性があります。つまり、数字の精度を上げないと会社に関する決断の精度が下がることになるのです。

 

3-3.会社の目標設定をすること

会社の目標設定は、社長にとっての重要な仕事のうちのひとつです。会社が成長できるかどうかは、適切な目標を設定できるかどうかと大きく関係しています。ビジョンや企業理念といったものも大切ですが、社員と共有するうえでわかりやすいのは利益目標でしょう。売上総利益高営業利益率の目標を設定し、達成できないようであれば改善できるところを洗い出す作業が必要となります。

 

3-4.目標を達成するための計画作りし、実行すること

設定した目標を達成するための計画を立案し、実行していく必要があります。現状と目標の間にある経営課題は何なのかを正しく捉え、解決していきましょう。計画に沿って実行に移し、効果の検証と計画の修正を繰り返すことにより目標に近づけていきます。

 

3-5.企業の永続性を確立すること

息の長い会社として生き残り続けるためには、衰退のリスクを予見し衰退を予防できるような経営システムの構築が必要です。さまざまな経済状況や社会情勢が考えられますが、考えうる限りの未来の可能性を予想してできるだけのことをしておくのが社長の重要な役割だといえます。企業の永続性の確立を、社長の責任として遂行していきましょう。

 

4.社長の仕事に集中するための方法

社長には大きな責任があり、やるべき仕事はきっちりとこなしていく必要があります。社長の仕事に集中するためには、会社に余力を作ることが重要です。会社に余力がなければ手の足りていない部門の仕事を社長自らがやることになり、社長がやるべき仕事に専念できません。社長の仕事に集中できないのであれば、商品やサービスの価格を上げるなどの工夫を凝らし、会社に余力を作るよう努めましょう。そのうえで、秘書や運転手を雇って自分の業務に集中できる環境を構築する方法がおすすめです。社長は会社の心臓ともいえる存在であり、会社の生命を維持するためにも自分の仕事に集中しなくてはなりません。

 

 

■秘書をおいて社長業に専念する!

社長にしかできない仕事は数多くあります。秘書をおくと社長業に集中できたり、身近に理解者がいることで精神的にも楽になれたりするといったメリットがあります。トランスアクトは、資質の高い優れた人材の紹介と環境作りを提供している会社です。人材派遣や人材紹介、紹介予定派遣や業務請負など顧客の要望に合わせた最適な提案をしていますので、活用を検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

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