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■<6月コラム>運転手の眠気覚ましにはコレ!居眠り運転の危険性や対処法まとめ

自動車を運転している最中に、ひどい眠気が襲ってきて困った経験がある人はかなり多いのではないでしょうか。運転するのであれば、「何が原因で眠くなるのか」「眠気に襲われたときはどのように対処すべきか」について知っておくことが大切です。そこで、今回は居眠り運転の危険性や原因、眠くなったときの対処法などについて紹介します。
1.居眠り運転の危険性と罰則
居眠り運転は、大きな事故に発展する可能性があるため非常に危険です。過去の例を見ても明らかな通り、居眠りによって引き起こされた事故は極めて高い死亡率が特徴となっています。そのため、多くの犠牲者を生んでしまう危険性をはらんでいるといえるでしょう。運転中に寝てしまうと、危険な状況になっても当然気づけません。ブレーキを踏んだりハンドルを操作したりすることもできないため、危険回避行動がとれず減速しないままほかの車両などに衝突してしまいます。そのため、ほかの要因によって起こった交通事故と比べて、実に約4倍もの死亡重症率となっているのです。実は、道路交通法においては、どういうケースを居眠り運転とするかについて直接の規定はありません。状況によって「安全運転義務違反」「過労運転」の2つのいずれかの扱いに分かれます。運転中に寝てしまうことは、道路交通法70条における「他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転する義務」の違反です。安全運転義務違反の場合は、違反点数は2点、反則金が普通車9000円、3カ月以下の懲役または5万円以下の罰金が科されます。超過勤務が続くなどで正常な運転ができない状態にあった場合は、道路交通法66条の違反です。66条では、「正常な運転ができないおそれがある状態で車両等を運転してはならない」と定めています。違反点数は25点で、免許取り消し処分のうえ3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科されます。
2.居眠り運転の原因
運転中にひどい眠気に襲われたりうっかり寝てしまったりする原因は、いくつか考えられます。例えば「睡眠不足」「睡眠時無呼吸症候群」「服用した薬の副作用」といった内容です。
■睡眠不足
よくあるのが睡眠不足です。個人差はありますが、成人が日中に眠気を感じず快適に過ごすためには平均して7~9時間の睡眠が必要とされています。それよりも睡眠時間が短ければ、運転中にふと眠くなったり居眠りをしてしまったりして事故を起こすリスクが高くなるのです。
■睡眠時無呼吸症候群
日中にひどい眠気に襲われる代表的な病気としては、睡眠時無呼吸症候群があります。これは、睡眠中に一時的に呼吸が10秒以上止まってしまう病気です。1時間に5回以上起こり、熟睡できないために日中にひどい眠気が起こります。
■服用した薬の副作用
服用した薬の副作用が眠気の原因となることもあるため、注意が必要です。例えば、花粉症やアトピー性皮膚炎などの症状を抑えるために用いられる抗ヒスタミン剤は強い眠気を引き起こすことでよく知られています。しっかりと睡眠がとれていたり病気でも薬の影響もなかったりする場合でも、人間に備わる3つの生体リズムによって眠気がもたらされることもあります。
・サーカディアンリズム:24時間周期でめぐる眠気のリズム
・サーカセミディアンリズム:12時間周期でめぐる眠気のリズム
・ウルトラディアンリズム:2時間周期でめぐる眠気のリズム
このリズムにより、午後2~4時と午前2~4時は最も眠気が高まる傾向です。居眠り運転が起こりやすい時間帯と関連があることも明らかになっています。
3.運転中の眠気への対処
眠いときや疲れているときは、極力運転を避けるようにしましょう。体内リズムによって自然な眠気が訪れる午後2~4時と午前2~4時も、できれば運転を避けることが賢明です。運転中に眠くなったときは、サービスエリアなどに停車して15分程度の仮眠をとると頭をすっきりとさせることが期待できます。ただし、30分以上仮眠してしまうといわゆる寝ぼけた状態(睡眠慣性)が続くため、眠りすぎないよう注意する必要が必要です。コーヒーや眠気覚ましドリンクなどを飲んで、覚醒作用のあるカフェインを摂取するのも良いでしょう。覚醒効果が出るまでには摂取してから15~30分ほどかかるので、時間を考えながら摂取する必要があります。このほか、メントール配合のガムやおやつ用の昆布、するめなどを噛むのも有効です。噛むことで脳に血が回りやすくなり、目が覚めることが期待できます。また、窓を開けて風を入れたり車内のエアコンの温度を下げたりして、体を一気に冷やすのも眠気覚ましになるでしょう。さらに、好きな曲をかけて大声で歌ってみたり、ツボ押しをしたりしても眠気を覚ます効果があります。頭のちょうどてっぺんにある百会(ひゃくえ)と呼ばれるツボをじんわりと押してみましょう。
居眠り運転の危険性を自覚して運転する
居眠り運転による事故の死亡重症率は、ほかの事故要因に比べて約4倍以上という統計が出ています。仮に、死亡者が出なくても重大な事故につながる可能性は高いため、絶対に避けなければなりません。毎日のように運転をしていると、つい気を抜いてしまいがちですが、車は走る凶器でもあることを自覚し、適度な危機感を持つことが大切です。適切に自分の睡眠管理し健康状態を整えてから運転することを心がけましょう。
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■Qualitas「10th Anniversary」に代表の橘が掲載されました
Qualitas~ Business Curation Magazine ~
世界の「今」を届ける、ビジネス情報誌。記念すべき創刊10周年号に株式会社トランスアクト代表の橘が掲載されました。
キュレーション【curation】とは、無数の情報の海の中から、自分の価値観や世界観に基づき、情報を拾い上げ、そこに新たな意味を与え、多くの人と共有することです。注目の人物インタビューや対談、内外の企業情報、上級のビジネスマン向けのスタイル提案から地域に密着した時事コラムまで、質の高いビジネス情報を幅広く紹介しております。
【概要】
誌名:『Qualitas』
サブタイトル:Business Curation Magazine
発行形態:雑誌
定価:1,500円(税抜)
判型:A4変型判
企画:株式会社Enjin
編集人:足立 克之
■日経CNBC 「時代のNEW WAVE」 に代表の橘が出演しました
日経CNBC『時代のNEW WAVE』にて「ウォール・ストリート・ジャーナル×Next Era Leaders AWARD」の授賞式が特集され、株式会社トランスアクト代表の橘秀樹が出演いたしました。
ニューヨークでの授賞式当日の様子や次世代を担うリーダーたちの姿を追った今回の放送。日経CNBCは、日本経済新聞とCNBC-ASIAの共同出資による経済チャンネルです。その中でも『時代のNEW WAVE』は、時代の新しい波になるような商品やサービス、企業を紹介する番組として経済界からも定評のある番組です。番組内では、受賞の感想やこれまでのビジネスを振り返る場面など、株式会社トランスアクト代表の橘の出演シーンが放映されています。
世界最大の経済新聞であるウォール・ストリート・ジャーナル主催の式典The Future of Everythingで開催されたNext Era Leaders AWARDセレモニーにてサービス部門を受賞した様子が日経CNBC「時代のNEW WAVE」にて2023年5月27日(土)・28日(日)2夜連続で放送されました。※こちらの映像はダイジェスト版となります。
■週刊エコノミストに弊社代表橘のインタビュー記事が掲載されました

週刊エコノミスト(2021年4月27日号)に弊社代表橘のインタビュー記事が掲載されました。
週刊エコノミストとは
週刊エコノミストは1923年(大正12年)に毎日新聞社が創刊したビジネス誌です。創刊号では編集方針を「学理を論じて空疎に失せず、現実に即して卑近に流れず」と謳い、以来、本誌は、時流に流されず、現実を見据えた報道につとめてまいりました。創刊92年の2015年4月、毎日新聞社の分社によって設立された毎日新聞出版株式会社に発行が移管されました。